団 塊の主張全国コンクール実施の背景
(何故?全国コンクール実施に至ったのか?)
 
 京都SEINEN団は、団塊の世代を中心としたボランティア団体で、団塊の世代の知識、経験、能力を次代の日本を担う青年達に伝授する事を目的として3 年半前に設立しました。特に現役をリタイアした団塊世代たちは農業、林業、漁業などのボランティア活動を楽しみながら実践しており、多くの実績を残してい ま す。

 なかでも農業分野は、京都府福知山市三和町に約45,000平方メートルの広大な原野となった放棄農地を甦らせながら、完全無農薬有機栽培の農業をすで に行っています。馬や牛、羊、鶏なども将来は飼育、まさに団塊の世代のための大自然の中での「生涯コミューン」を創り上げる壮大な計画を実施中です。こ の構想は「みわ・ダッシュ村」と名付けられ、京都SEINEN団がバックボーンになっております。

 この度「団塊の主張全国コンクール」を実施するに至ったのは、「みわ・ダッシュ村」に集う団塊世代の次のような声を受けてのものです。

 団塊の世代は『戦後の日本復興、経済成長の主人公として、身を粉にして働き、経済大国と呼ばれる日本を築き上げた』と自負しております。ところが今、少 子高齢化社会と言われ、若者何人で一人の高齢者を支える・・・・・・等の表現でいかにも団塊の世代がこれからの社会のお荷物と言わんばかりの風潮でありま す。特に年金、福祉、医療に至っては、もう今まで通りには面倒見られません、と言わんばかりに切り捨て政策が始まっています。

 このような風潮の中でも、団塊の世代の大部分は我慢をして、だまって定年を迎えようとしています。が、本当は『言いたいことは山ほどあるのです』と言う 声に代表されるように、各団塊一人一人は腹の底では言いたいことがいっぱいあるのです。或いは多くの団塊世代は、愚痴や不満を言いながらも、長い残りの人 生をいかにして積極的に幸せを求めて、または社会貢献をしながら生き甲斐を自らつくり生きていこうとしております、それら団塊の声を集約して、政治に、社 会に、経済にそれぞれ影響力を持っておられる人に聞いて頂き、これから迎える高齢化社会の参考にして頂こうと言うのが「団塊の主張全国コンクール」で す。

 このコンクールは、別の意味で、まさに第二の人生への「決意の書初め展」とでも言うべきものであります。


NPO法人京都SEINEN団

理事長 清水 三雄